Lyrics: ひまわりP
Music: ひまわりP
蝉の声 ビルの隙間に消えていく
汗を拭うたび また一つため息
「こんなはずじゃなかった」
飲み込んだ言葉の重さで 今日も生きてる
錆びたガードレールに もたれた瞬間
消えた、あの頃のぼくの声
「未来で待ってる」
夕焼けの校庭 ブリキの缶の底に
閉じ込めたはずの記憶が あふれ出す
覚えてるか あの夏の入道雲
ぼくたちは超えられると信じてた
その先を
色褪せた約束が 今も叫んでる
君がなりたかった君に なれているか、と
賢くなるたび 夢をひとつ手放して
傷つかない代わりに 大事なものを失くした
押し入れの写真の中 怖いものなど何もなかった
あの頃のぼくが まっすぐぼくを見ている
写真の裏の拙い文字
「十年後の自分へ」
馬鹿みたいに正直な夢を 指でなぞった
あの夜の流星が 今も空を駆ける
忘れるな、と
聞こえるか あの夏のひぐらしの声
ぼくたちは永遠だと信じてた あの風の中
埃をかぶった夢が 今も疼いてる
続きを描くのは 君しかいない、と
時間は全てを変える
でも 変わらない痛みが 道になる
あの日の約束は誓いじゃない
未来のぼくへの エールだ