Lyrics: 永田和人
Music: 永田和人
錆びついた十字架を 胸に抱きしめて
汚れきったスカートの裾 夜風に揺らした
「ねえ、神様、聞こえる?」 瓦礫の街で
少女は独り 叶わない願いを 喉に詰まらせる
灰色の空から 降り注ぐのは 絶望の雨
誰も信じない 愛なんて言葉 嘘つきの吐息
鏡の中に映る 見知らぬ誰かが 笑ってる
「壊して、全部」 震える指が 引き金を引いた
叫べ この祈りが 天を切り裂くまで
届かない光 追いかけて 指先を伸ばした
狂おしいほど 純粋な悪意を 抱いて
天国へ行く階段 今、突き落として さよなら
地下室の秘密 使い古された悲劇
甘い蜜に群がる 豚たちの狂乱
「汚して、もっと」 麻痺した心が 脈打つたびに
欠けた月が 嘲笑うように 首筋を撫でた
聖書を破り捨て 踊る真夜中の マリオネット
痛みを忘れた 身体が求める 一筋の罰
出口のない 迷路の中で 孤独を飼い馴らす
「愛して、なんて」 言えるはずない もう遅すぎたの
踊れ この命が 燃え尽きるその日まで
奪われた明日 取り返して 血を流して笑え
残酷なほど 綺麗な夢など いらない
絶望の淵で 貴方の名前を 叫び続ける
祈りは呪いへ 希望は殺意へ 変わってゆく
白く濁った瞳に 映る世界は なんて醜い…
「もう、いいよ」
叫べ この祈りが 世界を焼き尽くすまで
跪く昨日 放り投げて 自由を手にして
狂おしいほど 純粋な悪意を 抱いて
天国へ行く階段 今、突き落として さよなら
「神様なんて、最初からいなかった…」