去るときは告げてくれとあれほど言っただろう
気づいたらもうどこにもいないの
過ぎたあの夏のように
見捨てるようにすぐ安売り
しがみつくようにあたしは買った白いセーター
過ぎ去るよりこのままがいい
割増のタクシー、あいつを追って
見えなくなるまで
抜くときは告げてくれとあれほど言っただろう
だけど彼はまた無言で果てては過ぎ去るだけ
死ぬときもこんなふうに逝ってしまうのだろう
気づいたらもう空が陰って
不意にいなくなるのかなシーズン
それでもいいの三人目
あなたのチューで吸いこんで
どこから来たの生態系
どこかへ行くよ抱きしめて
いくときは言ってくれと、あなたがそう言うの
あたしはまだわかってないよ
なぜ過ぎねばならないのシーズン
どこへいくの
どこからきたの
なにをするの
なにになるの
何も彼もそう
いつ死ぬかも
わからないけど
ここにいるよ