春霞、桜舞い(春霭樱翩)

薄紅色の 朝もやの中 ひらひらと 揺れる記憶 小道を抜ける 春の気配 足音さえ 優しいリズム ふわりふわり 舞い上がる 空中で描く 愛の形 頬に触れる 柔らかな 春の訪れ 感じてる 桜色の 季節の中で 君と踊る 無重力 この瞬間が 永遠なら ずっとこのまま いたいのに 石畳に 散り敷く花 歩くたびに 奏でる音 君の笑顔 追いかけて 風が運ぶ 新しい日 桜色の 季節の中で 君と踊る 無重力 この瞬間が 永遠なら ずっとこのまま いたいのに 「さよなら」さえ 美しく 思えるほど 輝いてた 春霞に 包まれて 消えそうな この想い 木漏れ日の中 君が手を振る ゆらゆらと 遠ざかってく 最後の一瓣 舞い落ちて 静かな朝に 目が覚めた