詩・曲: Revo
弔いの花の名前も知らず
飛び去りし鳥の遺したあとに
草木は芽吹き今年もまた春が来る
冬を置き去りに
巡る季節に恨み歌えど
あなたは二度と帰ってこない
最後の口づけを赤く染めたのは私
他の誰でもない
震える首筋を包み込む温もり
「私/お前」は「何度/何時」でも「この/あの」寒さに立ち向かう
戦えと戦えと繰り返す「あなた/あの日」の言葉
今でも「絶えず/強く」まだ響いてる
時が運んだ穏やかな日々
手向けた花のように
秘めた言葉は誰にも告げず逝く
レクイエムレクイエム
檜には君が愛した花を
罪を許すなら暁よ照らせ
産めよ増やせよと大地に満ちて
鋼鉄の鳥を空へ放った
自由は紅蓮の弓矢となって
何度も繰り返す
投げ返す石を捨てられずにいる
臆病な《人類(俺達)》が見上げた空
流星に似た冥府の弓矢
歴史は繰り返す
そしてまた《無(ゼロ)》になる
聴こえるか? モリを出ろ
何度道に迷っても
焼け野原にも草木は芽吹いた
文明が持つ影と光
総べてを見ていた大樹の洞(うろ)で
君は何を識る?