皮膜トレース

Lyrics: GESO Music: GESO 朧げな光に浮かんでいる 音の剥がれた灰の世界で 滲んでいく いつかの輪郭線 歩き疲れた街を見てた。 通り過ぎてゆく景色が記憶に変わる頃 心の下、何がいてくれた? 剥がれないで。 記憶の中に掠めた思いも 音もなく忘れてしまうのでしょう。 夜の名前をひとつつけて区別しても 霞んでゆく。 目を背けた。 止まったままの理由も ぼやけた輪郭も 詰って。 もしもばかり えがく空は照らしてくれますか。 昨日、またひとつ鈍く成る。 傾いた今日は何処にゆく? 透明なままだと気づけない。 この線は掠れていくの。 白く塗り重ねてた 世界にさよならしよう。 虚を剥いで纏って さがしにいくんだ。 かわらないよ。 忘れないで。 目を背けた世界が熟れていくこと 囚われないで。 またひとつと、わたしになれるように。 さよなら、塗り重ねたレタッチ 無理に注ぐ必要ないさ。 ひらこう、そこにある記憶。 ひとつ描いてみるのさ。