アルツハイム

Lyrics: Aonin Music: Aonin これ何回目だっけって僕が訊いてる 君にじゃなくて記憶に過去の自分に 純粋で無垢だった最初の最初に 思い出せないな 「忘れられてしまうことほど 悲しいことなんかありはしないのに いつまでも思い出せなくて ごめんね」 って何回聞いたかな 確かに言ったよな 「また明日」っていつもみたいに期待だけの顔 「はじめまして」って君が言うから 「はじめまして」って答えた 今 明日が来るなら僕がきっと 最後に最初が廻る前に 繋いでおくから離さないでよ 手を また今日が終わって全部還って 却って何も残らないの? 嘘でもいいから忘れないでよ ねえ 忘れてしまうことほど 悲しいことなんかありはしないのに 僕にはもう何もできないんだよ ごめんね とか言えればよかったな 「はじめまして」って君が言うから 「はじめまして」って答えるのは ずるいよな 暮れ泥む陽 藍 三度目の晩春 不安そうに通す夏服のカフス 全部が僕には本物なんだよ でも また 暮れ掛る渦紫陽花のバス停 橙と引き千切られたシミレ あぁ いつも通りによく似合ってたよ ねえ 「はじめまして」って君が言うから 何も言えなかった 今 明日が来るなら僕がずっと 最初に最後が廻ったって 手は離れない から逸らさないでよ 目を また 荷物になった祈りとバス停 上書きの無地 色落ちのブーケ 息絶えた分だけ生まれないでよ 死なないでよ ねえ 暮れ泥む 渦紫陽花の憧憬 「またね」って全部見送っちゃった さよならだけは人生じゃないのに また また 今日が終わって全部終わって 君の顔で言う「はじめまして」が ねえ、忘れてもいいから思い出してよ ねえ ねえ ねえ ねえ! 「はじめまして」って君が言うから 「さよなら」って答えた