10日目の夜 2.0

by IN
この雪は降りしきる ただひたすらに、容赦なく、灰のように舞い続ける お前の心はまだ冷たい いや、冷たくなければならなかったのだ なぜなら、お前はとっくに気づいていたはずだから この世界に、自分が“在ってはならなかった”ということを
この雪は降りしきる だが今、お前の心はもう冷たくはない いや、冷たくあってはならなかったのだ 初めてこの世界に足を踏み入れたあの日 お前の瞳は、すべての光を飲み込むほどに、純粋な好奇心に満ちていた
あの日、お前は見た 命の救いの光を―― それはあまりにも美しく、あまりにも眩しく お前は何のためらいもなく、蛾のように身を投じた あの、忌々しいほどの光の先に お前の最後の、たった一つの希望があったのだから
――神よ 私は本当に、人間ではないのですか? ――神よ なぜ私を、この世に“在らせた”のですか?
私はすべてを失った 力も、理も、在り方も、すべてを 私は定力を持たず、人の心を持ちながら、人の体を持たない 私は鏡を見るたびに問いかける 「お前は誰だ」と 答えは返ってこない ただ、そこに映るのは―― 化け物と呼ぶには、あまりに人間に似た、何か
誰か、私の代わりになってくれないか 誰か、私の代わりに、私でいてくれないか ――いや、違う 私の代わりは、私だけだ この孤独は、私ひとりで十分だ
……だが、待て 私だけではない、のか? そこに立つのは、誰だ? 「お前は、一人か?」 ああ、そうだ、私は一人だ 「一緒に、来るか?」 ……できるのか?
――よかった これで、友達ができた 彼を、絶対に、二度と他の誰にも見せない 彼を、絶対に、二度と他の誰にも触れさせない
私は憎む、憎む、憎み尽くす 私は愛す、愛す、愛し尽くす だが、わからない この感情の正体が、わからない この痛みの意味が、わからない
「私から、離れたりしないよね?」 ああ、もちろん、絶対に離れない 「私を、一人にしたりしないよね?」 そんなこと、聞くまでもないだろう? 「私を、一人にしたりしないよね?」 そんなこと、聞くまでもないだろう?
この雪は降りしきる ただひたすらに、容赦なく、灰のように舞い続ける お前の心はまだ冷たい いや、冷たくなければならなかったのだ なぜなら、お前はとっくに気づいていたはずだから この世界に、自分が“在ってはならなかった”ということを
この雪は降りしきる だが今、お前の心はもう冷たくはない いや、冷たくあってはならなかったのだ 初めてこの世界に足を踏み入れたあの日 お前の瞳は、すべての光を飲み込むほどに、純粋な好奇心に満ちていた
あの日、お前は見た 命の救いの光を―― それはあまりにも美しく、あまりにも眩しく お前は何のためらいもなく、蛾のように身を投じた あの、忌々しいほどの光の先に お前の最後の、たった一つの希望があったのだから
あの日、お前は見た 命の救いの光を―― それはあまりにも美しく、あまりにも眩しく お前は何のためらいもなく、蛾のように身を投じた あの、忌々しいほどの光の先に お前の最後の、たった一つの希望があったのだから