返心歌

涙を 見せないため に 人は 上を向くんだ でも涙を 枯らさないから 人は 人であ るんだ、と このまま消え てしまいたいと 何度そう 思ったか わからない ひとりぼっちで 過ごす時間は 僕を 強くしてくれるだろうか 笑っても 泣いてても 生きていればそれでいいよ 過ごした日々が 何かに変わり いつか許せるようになれ 傷ついた心を持つ人だけが 他人の心に触れられる 瞳に映った優しさに 救われる人がいるよ 涙を 見せないため に 人は 上を向くんだ でも涙を 見せる勇気が きっと 人を 強く する 踏み込む 足を 払いのけて 何度も 暗がりへ 逃げ込んだ 明るさから 目を背けても それはただの弱虫なんか じゃない 青空が 辛くても 生きていればそれでいいよ 抱えた気持ちが何かに変わり また晴れの日を好きになる 傷ついた心を持つ人にだけ 他人の心の傷が見える 優しさで塞いであげることもきっとできるから 「助け合いなんて嘘だ 人は結局 ひとりなんだ」 「助けたいなんて なんで 人は 他人を見捨てられないんだ」 笑っても 泣いてても 生きていればそれでいいよ 過ごした日々が 何かに変わり いつか許せるようになれ 傷ついた心を持つ人だから 傷ついたままの人だから 心の返し方だって もう 知っているから 瞳に映った優しさに 救われる人がいるよ