千回飲み込んだ「好き」

[Intro] [Verse] 放課後のチャイムが遠く響いて オレンジ色に染まる誰もいない教室 窓際の席、君の横顔を探した 使い古した机の角に刻まれた 名もなき線が僕の震える指に触れる 言えない言葉だけがここに溜まっていく [Pre-Chorus] 影が長く伸びて二つの距離を測る 教科書の余白に書きかけた想いは 風に吹かれて消える答えのない数式 あと少しの勇気が喉の奥でつかえてる [Chorus] 夕暮れの街角に君が溶けていく前に 千回飲み込んだ「好き」を風に乗せたい 振り向いてほしいけど今はまだ怖くて 錆びた自転車を漕ぎ出す背中を見送る 胸の奥で疼くこの痛みさえ愛しい 伝えたい、伝わらない、揺れる片想い [Verse] 図書室の静寂に紛れ込ませた 貸出カードの隅、君の名前を見つけた それだけでDrums動が早鐘を打つのに 視線がぶつかれば不自然に逸らして 何でもない会話で自分を誤魔化した 鏡の中の僕は情けないほど臆病だ [Pre-Chorus] カーテンが揺れるたび心が波立つよ 昨日より少しだけ近づけた気がして だけど明日はもっと遠く感じるんだ 終わりのない迷路を一人彷徨っている [Chorus] 茜色の空に願いを一つ投げ捨てて 形にならない感情が溢れ出していく 優しいその声に甘えていたくなくて 一歩踏み出すための理由を探している 壊したくない今の眩しい関係を 抱きしめたまま僕は立ち尽くしている [Chorus] 夕暮れの街角に君が溶けていく前に 千回飲み込んだ「好き」を風に乗せたい 振り向いてほしいけど今はまだ怖くて 錆びた自転車を漕ぎ出す背中を見送る 胸の奥で疼くこの痛みさえ愛しい 伝えたい、伝わらない、揺れる片想い [Chorus] 明日こそは君の目を見て話せるだろうか 言葉にできない祈りが校舎に溶ける 夕焼けが消えるまでここで待っているよ