月の天井

さよなら通り 雨が来るまで 隠れたままで もっと遠くように 謎々を遠くみたいに話す 二人はとても仲がいいね 月が半分溶けてしまって 天井の隙間からこぼれる それを右手の爪で受け止め あなたはどんな物語を さよなら通り 雨が過ぎたら 体を拭いて 月の街へ さよなら軽い引き戸の向こうへ 隠れたままで  また会いましょう