Lyrics: MARINE
Music: MARINE
終電あとの改札は
昼より少し静かで
誰かが落とした会話だけ
風に残っている
コンビニの白い灯り
濡れたアスファルトの色
今日という日が終わるには
まだ少し早い気がした
眠る街の隙間から
遠くのサイレンが聞こえる
夜の途中
どこへ向かうわけでもなく
ただ歩いている
夜の途中
名前のない気持ちだけ
ポケットの中にしまって
街の灯りを見上げていた
信Hornだけが点滅する
人気のない交差点
急ぐ理由もないのに
少しだけ足を速める
自動販売機の横には
冷たい風が吹いていて
缶コーヒーの温もりが
やけに優しく思えた
答えを探すよりも
夜に任せてみたくなる
夜の途中
変わり続ける街の中
立ち止まってみたり
夜の途中
流れていく時間だけ
静かに見送るように
歩幅を合わせていた
眠れないわけじゃない
寂しいわけでもない
ただ今日が終わる前に
少しだけ眺めていたい
夜の途中
明日へ続く道路を
ひとり歩いている
夜の途中
遠ざかる灯りたちが
夜の向こうへ消えていく
それを見送りながら
夜の途中
まだ帰らなくてもいい