変身の技法

by Se
Lyrics: S e Music: S e 掴みかけていた蛍火の軌跡 狂ってしまったものはなんだ? どうせ最後には灰になるんだね 見上げた空には月が笑う木曜日 読み返していた古本のカフカ その主人公が俺に見えた 大切なものはもうここには無い ならば小さな火をくべよう さあ 這いずる夏の毒虫となる 今この身を捧げ生まれ変わるのだ しがらみのない場所へ行く 俺の全てを燃やせよ 炎 炎 なあ 苦しみとか幻滅とか全部 笑い興じる快楽になる いつか話せるその日になるまで これが俺の変身 再会をまた誓い合って 見送った電車が最後になった 君の言葉が今もこの胸を締めつける あの祈りのように 段々と減る熱と情の隙間 思い出しても涙は出なくて あなたは何も変わらないのでしょう 全てのことが馬鹿馬鹿しい 晩年の日々を本に残してた男 その手記を読んだ別の男 書かれたことが彼を惑わせる 夏が気付いたら終わっていた ねえ 這いずる夏の毒虫となる 今この身を捧げ生まれ変わるのだ しがらみのない場所へ行く 俺の全てを燃やせよ 炎 炎 なあ 苦しみとか幻滅とか全部 笑い興じる快楽になる いつか話せるその日になるまで さあ どんな願いも現実となる この頭の中で派手に壊すのだ 金閣に火を放つように 君の全てを燃やすよ 炎 炎 なあ これから先も付き纏う罪が 俺を織りなす正体になる いつかは成せるその日になるまで これが俺の変身 読み終わった本を棚に仕舞って 家を出てあてもなく歩いた この手に付いた汚れが永永 こびりついては離れなくなった 段々と速くなる胸のDrums動 思い出したら止まらなくなって 真面なふり 夜の歓楽街 彼の行方は誰もわからない