近いようで遠く手は届かなくて
これ以上は望めない
有り触れた短い言葉くらいしか
他に何が
眺めていた 知らない事ばかり
心映し重ね
息を吸って満たされた胸痛んだ
変わり続ける時の中生きて
月日重ねて
変わる事なく今日という日も幸せに
遠く
近いようで遠く手は届かなくて
これ以上は望めない
有り触れた短い言葉くらいしか
他に何が
喚起した期待を嘲るように
居場所はないと笑った
息を吐いて分かっていたよと笑った
全ての事がこの手じゃないもので救われる
体中に溢れかえる黒い感情に心絡め取られ
白くならなくても 報われなくても
その意味を知る
何も知らない 与えられない
分かち合えない未来
口一杯に広がるのは甘さの無い霞
飲み込んで
変わり続ける時の中生きて
月日重ねて
変わる事なく今日という日も幸せに
遠く
近いようで遠く手は届かなくて
これ以上は望めない
有り触れた短い言葉の中には何年分も
千切れて途絶えた道
春が愛しくて冷たい手を伸ばした
訪れない季節 嬉しそうな顔
目に映らない
空に祝う
穏やかに幸あれと