Lyrics: RYO
Music: RYO
古ぼけた本の隅っこに 走り書きされた言葉
「証明はここにあるけれど、書くには余白が足りない」
君への想いも それによく似ている
伝えようとするたびに 喉の奥で詰まる
僕らの時間は 一行(いちぎょう)にも満たなくて
三次元の解(こたえ)がないと 誰かが定義したとしても
僕の心は まだ高次元を彷徨っている
論理立てて説明できるほど 器用じゃないから
矛盾だらけの独り言だけが 部屋に積もっていく
書ききれなかった 愛の証明
この余白が あと少し広ければよかった
「好きだ」という 一言の変数に
宇宙(すべて)を込めるには 言葉が狭すぎたんだ
解けないままの 僕らの定理
数百年後の誰かが この痛みを見つけたとして
完璧な答えを 導き出せるだろうか?
インクが滲んだ 未完成の感情に
名前をつけることさえ 今はまだできない
告げられないまま
幕を閉じる 二人の幾何学
未完の美しさが 永遠に続くなら
いっそこのまま 謎でいさせて
書ききれなかった 愛の証明
この余白が あと少し広ければよかった
「好きだ」という 一言の変数に
宇宙を込めるには 言葉が狭すぎたんだ
解けないままの 僕らの定理
紙の端っこに 取り残された
僕の震える ペン先
最後の一文字は まだ……
書けなかった、言葉。