朝の窓にほどける光
あなたの影を指でなぞる
やさしい言葉数えた日々は
白い花びらみたいに散った
笑うたびに少し痛くて
それでも頬は晴れたふりする
触れたぬくもり覚えているのに
名前だけが遠くなる
ねえあの約束は
どこへ行ったの
胸の奥で小さく揺れて
まだ消えないのに
消えてゆくの愛は
きれいなままで
消えてゆくの愛は
涙に気づかず
好きだったほど
さみしくなるの
白い花びら
ひとひらひとひら
駅のホームで見た背中は
知らない人みたいに遠い
季節だけが先に進んで
私だけが置いていかれる
ページのすみの乾いた文字に
言えなかったこと眠っている
優しいまなざしもう戻らない
それでも春はまた来る
ねえあのぬくもりは
夢だったの
胸の奥でほどけるたびに
少しだけ泣きたくなる
消えてゆくの愛は
きれいなままで
消えてゆくの愛は
涙に気づかず
好きだったほど
さみしくなるの
白い花びら
ひとひらひとひら
もしもあの日に
戻れたなら
言えるかな
さよならの前に
うれしかったよって
ほんとはずっと
消えてゆくの愛は
きれいなままで
消えてゆくの愛は
静かにほどける
好きだったほど
さみしくなるの
白い花びら
あなたへ風へ