会うまでは

遠い窓 灯がにじむ 白い封 まだ渡せず 胸の殻 少し溶ける 冷えた指 月をなぞる
怖いほど やさしい声 薄い氷 音もなく
まだ見ぬ手を 夢で探す 風の端で 熱を知る 遠いままで 近づいてく 声にならぬ 星の跡
古い傷 夜に沈む 言えぬまま 朝を待った 小さな包み 胸に隠す 会える日を 空にほどく
臆病な 影のそばで まっすぐな 火が揺れる
まだ見ぬ目を 夢で探す 淡い息が 霜を解く 遠い部屋で 同じ月を 見ていたなら それでいい
まだ見ぬ手を 夢で探す 風の端で 熱を知る 遠いままで 近づいてく 声にならぬ 星の跡 いつかそっと 目を見れば この不安も ほどけるだろう