詐欺

誰にだって 言い分はある そう 自分に 言い聞かせながら 「ごめんね」の声 耳を塞ぐ (もう… 仲直りなんて、できない)
弱い心が 応えたくて 思い出の頁 めくれば 一ページごと 疼き出す 過去の私が 痛みで書き残した
「ねえ、仲直りしよ?」 名も無き怒り 臓腑を焼く 思い出すたび 胸が裂ける もう どうすればいい?
怒る対象さえ 見当たらない 過去の痛みは もう無いの? あの日の私 それこそが 憎むべき対象なのか?
「教訓」を得ても また罠に落ちる ああ、憎いよ 貴様が憎い みんなが憎い
何度も 許して あげたフリをして 心 擦り切らせ 笑って見せて 傷を塞ぐクスリ どこにもないのに 「大丈夫」なんて 嘘をついてる
求めてたのは 優しさじゃなくて ただ 痛みを 分かってほしかった それさえも 無駄と 突き飛ばされて 私の声は また 届かないまま
「ねえ、仲直りしよ?」 綺麗事ばかり 聞き飽きたよ 何も 救えない この世界で もう 何を信じればいい?
怒る対象さえ 見当たらない 過去の痛みは もう無いの? あの日の私 それこそが 憎むべき対象なのか?
「教訓」を得ても また罠に落ちる ああ、憎いよ 貴様(過去の自分)が憎い みんなが憎い
あの時の無力さ 尻尾巻いて 逃げるしかなかった 「強くなれ」と 叫ぶけれど また 同じ場所で 泣いている
さあ、消えてしまえ 後悔なんて もういらない 我慢なんて もう限界だ この目の前から 消え去ってくれ 私自身から 消えてくれ