Akagi Shigure

月は雲間に赤城はしぐれ 恋に嘆きの峠を行けば 啼いてくれるか 啼いてくれるかはぐれ鳥 昨日追分、明日は越路 風が身に沁む儚い旅路 末は落葉の 末は落葉の吹きさらし 捨てた故郷愛しい影を 呼べば木の間の木霊と消えて 又も一雨 又も一雨 小夜時雨