狐火ノ宮

茜染まる ねじれの轍 影滲むは 狐火囃子 靜寂謳う 現の燈 腫れた眼に 昏く語り からりからり 圓は廻り 禊萠ゆる 棘荊の徑 ひらりひらり 奏の薊 輝の山に 留め針を 狂い咲ける 曼殊沙華 瞼の裏 濁る川よ(濁る~) 狐火迎える 神樂歌 マヨ匕ガ孵す 射干玉の闇 狐火讚える惑い花 神上ぐ焰袷 (もういっかい) (もういっかい) (もういっかい) くるりくるり ねじれの冥途 鎖繋ぐ 黃泉比良坂 ぐるりぐるり 現の迷路 白百合の澪標 あやし萠ゆる 曼殊沙華 瞼の裏 零る毒よ 狐火迎える 弔鐘 鳥兜蓋う 白妙の衣 狐火唱える 咒詛の念 奈落ヘ至る奏 きつねび むかえた (匣の中→) きつねび むかえた (匣の中→) きつねび むかえた かぐらうた さあ月眼開く 狐火は謳う 神樂歌 社を染める まやかしの眞朱 あやし徑は滿ちたり 風は仄かに きつねび むかえた 匣の中 物の怪徑は 赤に染み ねじれの冥途... いざ給え 狐火の宮へ