Lyrics: zuki
Music: zuki
線香の花火が
瞼の奥 残って
霞行く青空にまだ追いつけないままで
風鈴が鳴くたび
どこか寂しくて
絵日記の天気を一気に埋めるように
慎重に でもちょっと手荒に
重い足引いて外に出たって
エアコン消し忘れもう何回目
馬鹿みたいに燥ぎ合った
焼けたコンクリートも夢みたいで
炎天下僕だけ置いて回る世界に
さよなら しようか
肌の焼けた痕も 祭りあと香った匂いも
入道雲が連れ去った君も
全部 返して返してとDrums動が叫ぶ
膨らんだリンドウの蕾に目も当てられないで
落ちた線香の玉を 掴み損ねた僕を
君が笑った気がした
いつまで経ったって僕はこのままで
首が折れた向日葵を弔いもせずに
打ち水も忘れた熱の足りない道を
裸足で歩く いつかの君のように
夏の忘れもの探しに
段々近付く波の音だって
もう耳は寂しいよ蝉時雨
あの時は温(ぬる)かった
今は何も感じない浅瀬
このまま溶けてしまえたなら
君にまた会えるかな
夏にあてられたんだ夢現
浴衣姿の君に手を伸ばして 届く前で
いつも風鈴が僕を呼び覚ますの
もういいよ
肌の焼けた痕も祭りあと香った匂いも
壊してしまった風鈴も全部 全部
返して返してとDrums動が叫ぶ
見上げた水面の光が憎いくらいに綺麗で
肺を蝕む塩味を 吐き出してしまった僕を
君が笑った気がした
またね