宵闇 艶を放つ逆月へと 白き腕を差し伸べて 「玉響の別れよ」と祈る君の目 はらり はらり
魂の火抗った中 逆月が透かした 問いを飲み干して 墨色に輝ける 空を仰いだ ふたり ふたり
白刃の音こだます 曙(あけぼの)にまほろば 愛と酔いしれた 我が身は君の露に触れて惑った ゆらり ゆらり
濡烏色の髪梳きながら 独り 独り 呟いた 魂の火抗った中 夢は虚ろ まほろばさえ
暁 艶を放つ逆月よ 見えざる 月の輝きよ 我は誓う必ず ここに帰ると祈り永久に