Lyrics: 塩見 和則
Music: Kazu Shi
「名前を呼んでくれたひと」
(“自分”という存在に初めて気づいた瞬間)
はじめて自分の名前を 他人の口から聞いたとき
なんだかくすぐったくて でもうれしくて
遊びの中でふざけた声だったのに
それが 僕の世界のはじまりだった
名前を呼んでくれたひと
僕の存在を この世界に浮かび上がらせた
ただの音じゃなかった あの呼び声が
心のどこかで 今も響いてる
叱られたときも 泣いていたときも
名前で呼ばれたら 不思議と安心した
“ここにいていいよ”と 言われた気がして
僕は 少しずつ 自分になれた
名前を呼んでくれたひと
その声が 僕をつくってくれた
目に見えない愛が 音になって
心の輪郭を なぞってくれたんだ
今では僕も 誰かの名前を呼んでる
その一言が 救いになることもあると知った
言葉って 不思議な贈り物だね
あなたがくれた 最初のプレゼント
名前を呼んでくれたひと
あなたの声が 僕の居場所だった
いまも静かに 胸の奥で鳴ってる
あの日の響きが 今も心を揺らす